僕には、自分の伝えたいことが相手に届かないな、と思うことがありました。
どんなときにそれが起こるか。
それは、
相手もしくは周りが自分よりも「目上」や「有能である」と感じる場合でした。
なぜ、そんなことが起こっていたのか・・・
結論からお伝えすると、それは、
相手の顔色を伺って発言するのがメインの目的になっていたからです。
そして、本来自分の伝えたいことを伝えることが二の次になってしまっていたから
です。
どうして、このようなことが起こっていたのか過去を振り返ってみると・・・・
もともと僕は
小さい時から自分のできないことが多くて、周りの人よりも自分が「できない」と感じることが多かったんです。
だから、例えば、自分が何かミスや失敗をして叱られそうなことがある場合、それを周りの大人などに伝えられなかった。
なぜなら、それを伝えたら、自分が叱られて傷つくのが怖かったから。
おそらく僕の無意識のなかでは、自分が叱られることは「自分自身の存在価値の否定」に繋がる、と思っていたのだと思います。
つまり、何かを伝える際に、相手に叱られたりしないようにすることがメインの目的になる。
そして、自分が伝えたいことが「正しいこと」や「謝る必要のないこと」であっても、相手の顔色を伺いながら発言することを無意識的に行なうようになっていた、ということです。
「これ以上、叱られて傷つく体験したくない、もう嫌だ!」
だから、叱られないように言葉を選びながら、相手に伝える。
そうすると、本来自分の伝えたいことが相手に届かない。
そんな状況が起こっていたのだと思います。
もし、この記事をお読みの方で、同様な状況に陥っているとしたら、お伝えしたいことがあります。
それは、以下の2点です。
- 自分が感じていること、思っていることを相手に正直に伝える練習をすること
- 上の対応の結果、相手からの返事が優しいものであっても、厳しいものであってもしっかりと心で感じること
厳しいものであってもそれをしっかり感じる必要がある理由としては、
次に似たようなことが起こったときに、もうその「痛さ」を経験しているので、「だいたいこのくらいの痛さだな」と想像がつき精神的にタフになることができるからです。
今回の記事が、何らかの参考になっていただけたら幸いです。
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