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「なるほど」の言葉を発した側、受け取る側の心理的背景について

はてなブックマークにて、以下のコメントを見つけました。

僕も過去に似たようなことを思ったので、記事として投稿します。

anond.hatelabo.jp

今回、このコメントに反応したくなったことには理由があります。

それは、僕も今から10年くらい前に仕事で発した「なるほど」という言葉について、お客さんから上司を通してフィードバックを受けたことがあったからです。

僕も「え、『なるほど』って使っちゃいけないの?なんで?」と疑問に思いました。

そこで、今回は、この「なるほど」の言葉について、相手と自分の視点を取り上げて言語化してみます。

 

ここで、自分をAさん、相手をBさんとして考えてみます。そうすると、以下のような状況がイメージできました。

相手(Bさん)の視点でイメージした場合

「なるほど」と言われたとき、Aさんのことを「ちょっと偉そう!」「自分(Aさん)の方が権威がある」と言われているような感じがする。(あくまで僕のイメージです。)

自分(Aさん)の視点でイメージした場合

まったく自分には悪気がない。
ただ、強いて言えば、何かの判断や決断をする際に客観的な情報が必要で、それを吟味する過程で「なるほど」という言葉を発した感じがする。(あくまで僕が言葉を発したときのイメージです。)

さて、そして、前提として、僕は「なるほど」と発する言葉自体が悪いことだとは思っていません。

 

ただ、その上で、相手に何らかの反応が起こったのが事実だとすれば、それは僕自身が引き起こしている可能性があるとも言えるわけで、自分の無意識のどこかで「自分は相手より知識が上」という視点があって、その視点に立っていたから、そういう意味での「上から目線」を相手に感じさせたとも言えるかも知れません。

 

一方で、相手側に「なるほど」の言葉に否定的な反応が起こる理由があるとすれば、誰かから「上から目線」で伝えられたときに、「自分が低められたような感じがする」とか、「自分の方が上だ」という感覚が根っこにあるのかもしれないです。

 

もし、この記事の読者のなかで、この「なるほど」の言葉にイライラ(怒り)を感じたりする場合には、自分の心を見るチャンスとも言えるのではないかな、と思います。

適切に、こういった感情に対処していくことで不必要に怒りの感情に振り回されたりする必要がなくなりますので・・・


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